1.日本の気候変動の現状

 日本の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながらも長期的には100年あたり1.24℃の割合で上昇しており、特に1990年代以降は高温となる年が頻出しています。

出典:気象庁ウェブサイト


〇気温

 県内の年平均気温は、100年あたりの推計値で岐阜市+1.8℃、高山市+1.5℃と、いずれの地点でも気温が上昇しています。

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」


〇真夏日

 県内の真夏日の年間日数は、100年あたりの推計値で岐阜市+17日、高山市+15日と増加しています。

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」


〇熱帯夜

 岐阜市の熱帯夜の日数は、100年あたりの推計値で岐阜市が+20日と増加しています。高山市においては、これまで熱帯夜は確認されていません。

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」


〇冬日

 冬日の日数は、岐阜市、高山市とも、減少傾向にあります。100年あたりの推計値は岐阜市が-31日で、1990年以降大きく減少し、高山市においても-19日で減少しています。

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」


〇降水量

 県内の年降水量は、100年あたりの推計値で、岐阜市、高山市とも、変化傾向は見られません。

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」


〇積雪量

 県内の最深積雪は、岐阜市、高山市とも、変化傾向は見られません。
 
 〈岐阜市 年最深積雪の経年変化〉

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」

 〈高山市 年最深積雪の経年変化

 出典:東京管区気象台 「気候変化レポート2018」